『DQNの実装石1』
この一家の主、利明は今日の雨を心の底から喜んだ。
雨が降れば現場は休みとなる。
利明は急遽訪れた休みを心の底から祝う。
「よっしゃァァ!! 休みだ!! パチスロ行くぞ、香苗!!」
まだ部屋の布団の中でまどろむ妻に言う。
「おまえたちも学校休め!! パパと一緒にパチスロ行くぞ!!」
「ゥッシャー!! がっこう休みだァァァ!!」
「やったー!! やったー!!」
「デスゥゥゥゥ!! デスゥゥゥゥ!!」
利明は子供達に学校を休むように促した。
利明の長男。輝虎(きとら)。小学校5年生。金髪。後ろ髪だけ長い。
利明の長女。姫蘭(きら)。小学校3年生。茶髪。
そしてペットの実装石。アリサ。
利明は、その日子供達をつれてパチスロに明け暮れた。
午前中、当たりが出て咆える利明。隣の席に座ったアリサも
「デスゥゥゥゥ!!! デスゥゥゥゥゥ!!!」
と喜んでいる。機嫌のいい利明は、数枚メダルをチョコレートに交換し
店内を駆け走る子供と隣のアリサに与えた。
「ドゥエ!! エエェェス!!!!(ぺちゃくちゃ、くちゃぺちゃ)」
実装服の涎掛けを、チョコレートでべちょべちょにしながら、頬を赤らめるアリサ。
「待ってろ。アリサ。今日はすき焼きにしてやるからなぁ」
「デデッ!! デェェェェス!!! デスデース♪♪♪」
「すき焼き」と聞いて、隣の席でチョコレートの滓をばら撒きながら踊るアリサ。
しかし、結局利明は5万の負けでパチスロを終わる。
帰りしな、姫蘭(きら)に抱かれたアリサは、必死に
『今日はすき焼きデスゥ♪ お肉たくさん食べるデスゥ♪』
と喜んでいた。
そして、晩の献立はカレー。
そのメニューを見ては、アリサは唾を吐きながら叫ぶ。
「デギャァァァァァ!!! デスデースッ!!!」
「何言ってるの?この子?」
痛んだ金髪の髪の妻の早苗が眠そうな顔で利明に言う。
「あん。しらねーよ。ったくうるせーなコイツ」
「デェェェェェン!! デエェェェェン!!」
アリサは泣きながらも、食卓に座ってはカレーを手づかみで食べた。
「デスン… デスン…(くちゃくちゃ) デブゥ…」
この話は、素敵な中流家庭、利明一家の実装石の物語。
幸せな飼い実装アリサの夢ある飼い実装の記録である。

「あー。もう仕事やめるわ」
朝出かけたはずの利明が昼前に家に帰って来た。
特上寿司の出前をアリサと2人で食べていた早苗が驚きの声で向かえた。
「えー?なにアンタ?1ヶ月ももってないじゃない」
「ああ!! てめぇ!! 何一人で食ってるんだよ」
怒号をあげる利明。早苗の髪を掴み上げては、鼻頭を思いっきり殴った。
「デスー♪ デスデスー♪」
アリサは、この2人の喧嘩が大好きだった。
嫌いな早苗があげる豚のような悲鳴。
それを聞くだけで、アリサの背筋がウズウズとする。
それに今日はちゃぶ台の上の寿司が床にぶちまけられた。
ガリしか食べさせて貰えなかったアリサに、思いもかけないご馳走が振ってきた。
「俺の稼ぎだろうがぁ!! ああっ!? お・ま・え。誰のおかげで食べさせて貰ってるんだぁ?」
「何言ってるのよ!! この甲斐性なし!! まともに働いてもいないじゃない!!」
「デスゥゥ♪ デスデスゥ♪」
畳の上に散乱した舎利やネタを両手で掴んでは、口に詰めるアリサ。
とてもご満悦のようだ。
目の前では、豚同士が取っ組み合いの喧嘩を演じている。
アリサはとても愉快だった。
この家の奴隷はとても私を楽しませてくれる。
 いいデス。もっとやれデス。そこデス。デ? 包丁デス。いい感じになってきたデス。
アリサは口いっぱいに寿司ネタを満載させ、湿った下着の中に手を入れて自慰をした。
「馬鹿ッ!殺すわよ!」
「おおよ。やってみよろ。俺がビビるとでも思ってのか!ああ?」
「デッ♪デッ♪デッ♪デッ♪(デピュゥ!! デピュゥ!!)」
アリサが自らを十分慰めた後、雌豚の方がメソメソと泣いていた。
「デスデスゥ!!」(女、下着が汚れたデスゥ! 早く取り替えるデスゥ!!)
アリサの下着は、アリサの愛液でベトベトに汚れていた。
アリサはその愛液が滴る下着をべとりと早苗の顔に押し付けた。
「デプププ」(お似合いデスゥ)
しかし、早苗はメソメソと折れた歯をコロリと口から出して
畳の上で並べては、まったくアリサの方を見ようとしない。
「デスデスゥ!! デギャァース!! デギャァース!!」
(雌豚の癖に、アリサを無視するデスゥ!? 折檻してやるデスゥ!!)
ぽかぽかと、アリサは早苗を殴り続けた。
アリサの手に、既に出ている早苗の鼻血などがべっとりとつく。
血を見ては興奮を続けるアリサ。
「デッ!! デェスゥ!! デスッ!! デスデースッ!!」
叩くたびに、その血が滴り飛んではアリサの頬に付着する。
『デギャァァァァ!!! 私の美しい顔を汚したデスゥ!! 殺すデスゥ!!
 おまえ、死んで詫びろデスゥゥゥ!!!』
 ぽかぽか ぺしぺし ぽかぽか ぺしぺし…
アリサは、自らの暴力で血に染まる雌豚の姿がたまらなく面白かった。
アリサの嗜虐心を満たす最高の玩具だった。
アリサの総排泄口は、再び滴るような愛液が潮として吹いている。
『デーデー 今日はこのぐらいにしといてやるデスゥ♪』
アリサは満足そうに泣き続ける早苗の顔を覗き込み、デーと鳴いた。
利明は次の日から暇になった。
とりあえずは、失業手当を貰っては、実入りのいいバイトでも探すつもりだった。
カードで10万ぐらい降ろす。
今日のパチスロの軍資金だ。
子供たちは生意気にも学校に行っていたので、アリサをつれてパチスロに行った。
アリサはパチスロの台を眺めているのが大好きだった。
チロチロと動く電子表示。
見ているだけで楽しかった。
デスーデスーと利明の隣の席で踊ったりした。
アリサは、飴玉を5粒ぐらい口に思いっきり頬張っては、閉じられない口から
零れる涎を涎掛け一杯に垂らしながら、ングゥ〜♪ ムグゥ〜♪と踊っている。
「うるさいっ!アリサッ!」
今日も利明は負けが込んでいるらしい。
利明はアリサを思いっきり殴った。
アリサの口の中の歯と飴が、パチンコホールの床に散らばった。
「ダ…ダ…ダスゥ…」
アリサは口から零れた飴玉を必死に拾っては口に入れる。
隣のフロアから零れたパチンコ玉も気にせず口に入れては、頬張っては飲み込む。
2〜30粒のパンチコ弾を頬張っては、ジャリジャリ…と口に入れて頬を赤らめていた。
結局降ろした軍資金のほとんどは、数時間で消えた。
カード限界に金を下ろしてたので、また新しいカードを作った。
利明は、今日はパチスロを諦めて公園にアリサを連れて煙草をすった。
今日は厄日だ。利明はそう思って、近所のコンビニでフロムAを立ち読みいや
寝転び読みをして、バイトを探していた。
その間、アリサは公園の中で遊んでいる。
砂場には愛護派の飼い実装が遊んでいる。
まだ仔実装だ。手には車の玩具があった。
アリサは頬を赤らめてその車の玩具を見る。
ゴクリと生唾を飲んだ。
「テチュー♪テチュテチュー♪」
アリサはゆっくりと仔実装の後ろから近づき、仔実装を羽交い絞めにした。
仔実装の口を押さえて、仔実装の後頭部に思いっきり頭突きをかます。
「〜〜〜ッ!! 〜〜〜〜ッッ!!」
そして、口を喉元に添え、思いっきり噛み切った。
「…テェ…」(プシュシュシュ)
垂直に血が飛び、それがアリサの顔を洗った。
アリサはその血を拭おうともせず、足元にあった車の玩具を手に取り
「デプ〜 デプ〜♪ 縦列駐車デスゥ〜♪」
と遊び始めた。
そこに利明がやってきた。
「おっ。いいじゃねか。おまえ。俺にもやらせろよ」
利明は砂場で遊ぶアリサの玩具を取り上げて「最近の玩具はなかなか精巧だなぁ」
と一人関心している。
「デスッ!? デスデスゥー!!」
玩具を取り上げられたアリサは両手を利明の方に向けて玩具を要求した。
そのうち、アリサは威嚇にも近い声を利明に向けて出す。
「デシャァァァァァ!!! プルッシャァァァァア!!」
「ん?お、わるいな。そうそうアリサ」
利明はアリサに玩具を返した。
アリサは戻された玩具を懐に隠すようにして、丸くなっては叫ぶ。
「アリサ。今な、アルバイト雑誌で見つけたんだ」
「デ?」
「いいバイトだぜ。ブリーダーってんだ。儲かるらしい」
「デス?」
「それも、賢い仔実装ってには数万近くするってさ」
「デスデ?」
「うっしゃーーー!!俺にも運が向いてきたぜぇぇぇ!!!」
公園で大声をあげる利明。
?な顔でその利明を見上げるアリサ。
この話は、素敵な中流家庭、利明一家の実装石の物語。
幸せな飼い実装アリサの夢ある飼い実装の記録である。
(続く)